この夏、あなたに似合う印象的なゆかた [第4回]

2015/07/31カルチャー和のたしなみ
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今年の夏、ワンランク上の「ゆかたのスタイル」を楽しむポイントを4回に分けてご紹介します。

第4回

気をつけたい所作とマナー


ゆかたのときに気をつけたいのは洋服とは勝手の違う所作とマナーです。
経験と感覚で身についていくといわれておりますが、次のポイントを知っている事で、着こなし度合は更にアップしますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

立ち方


あごを引き、背筋を伸ばし、胸は張りすぎない。 頭の上から糸でひっぱられているように。 足元は内股気味に。

歩き方


上半身をあまり動かさず歩幅は広げない。 足を引きずらずに、つま先のすぐ先に踵がくるようにする。 階段では足元をハの字にして手で裾を少し持ち上げて、足がひっかからないようにする。

座り方


畳みのときは右足をひいて、上前(前身頃)を右手でおさえ、少し引き上げ、左手で太ももあたりをおさえ、腰をおとし、左足から座る。裾の乱れを右手で整える。 椅子のときは浅く腰掛けて、帯がつぶれないように。

手の上げ方


電車などでつり革につかまるときや、タクシーを呼ぶときなどに、片方の袖口を押さえるようにして二の腕が見えないように気をくばる。

食べ方


膝の上にハンカチをかけて汚さないよう気配りを。 一回に口に運ぶ量を少な目にすると、こぼす心配がなく、見た目も美しい。

訪問するとき


裸足でお宅にあがらない方がベター。 足袋を履いて赴くか、持参して履いておく。

 

ゆかたにまつわる情報提供にご協力くださったのは、目白の閑静な住宅街の中にある、カフェ&きもの「花想容」というお店です。
草花の繁る中庭を通ると小津映画に出てきそうな日本家屋が見えてきます。店舗の入り口は、縁側になっており、まるで時間がとまったような癒し空間が広がっています。 風雅な店名は、李白の漢詩が由来。その意味は、「雲を見ては美しい人の衣装が想い浮かび、花を見ては美しい人の容貌が想い浮かぶ」なのだそうです。
店内では、きものやゆかたを購入することも出来、定期的に着付け教室、お茶会も行われています。 オーナーの中野光太郎さんは、ご自身で絞り染めの作品や光のインスタレーションを手掛けるなど、様々な和の展開をされている方。「オリンピックにむけて日本にもっとゆかた姿やきもの姿が増えるといいですね」と微笑まれ、気さくにお客さま方とお話されていました。 海外から、わざわざお店を訪ねて来られる方も多いそうです。
是非一度、おいしいお抹茶がいただけて、気軽にきもの文化に浸れる「花想容」に足を運んでみてはいかがですか。

飴色の廊下を歩けば懐かしい気分
抹茶和菓子セット1,000円
水琴窟の響きに心安らぐ

 

INFORMATION | インフォメーション


花想容(かそうよう)

住所:東京都新宿区下落合2-19-21
   JR目白駅から徒歩6分
TEL&FAX:03-3565-3265
営業時間:11:30~18:30
定休日: 月・火・祝
(水曜はきもの店のみ営業)

※スケジュール等詳細はリンク先ページをご参照ください
ホームページ:http://kasoyo.com/
お問い合わせ:http://kasoyo.com/ask

取材 佐東歩美

 


この夏、あなたに似合う印象的なゆかた [第1回]

≫「演出したい印象から柄選び」


この夏、あなたに似合う印象的なゆかた [第2回]

≫「ゆかたのTPO」


この夏、あなたに似合う印象的なゆかた [第3回]

≫「ゆかたの着方と帯結び」



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